海外旅行は言葉の壁のない時代に突入!
海外一人旅いってみたい!
でも1人は怖い!
海外の個人旅行に憧れながら怖くて行けない理由。それはたいがい以下の2点に集約される。
1.言葉が通じない。
2.治安が不安
私は一人旅が大好きだが、それでも知らない国に行く時には、好奇心と同時に強い不安に苛まれる。行ってからも緊張とストレスは常に感じている。
しかーし、この間、中国の四川省に旅行にいってきて旅のスタイルが大きく変わりつつあることを実感。
中国といえば英語が全く通じなくて有名。中国語ができない人はジェスチャーや筆談で意味を想像したりしながら旅するのが主流だった。
今でも中国は英語が全くにちかく通じない。では、何が変わったのか?中国四川省成都における話でいうと、
1点目は都市中心だがインフラが整ってきたこと。地下鉄が発達した。しかも最先端。
券売機はタッチパネルで路線図の中から目的地の駅を選ぶと運賃が表示される。簡単だ。
駅構内も路線が色分けされており、その路線までの行き方が床にも大きな矢印で示されている。自分の使用する路線の色をたどって行けば到着するようにできている。迷わない。
電車内には電光掲示板で次の駅、次の次の駅が示されており、降りる駅さえ分かればそれを見るだけで降りる準備ができる。安心だ。
バスもバスターミナルに行けば、電光掲示板で目的地・出発時間・残席がわかるようになっている。それを切符売る人に筆談で伝えればよいだけ。
→自分の目的地さえ知っていれば乗り方などでオロオロ迷う必要がなくなった!
2点目はインターネットの発達。大抵どこのホテルでもWiFiが使えるので、情報収集は簡単にできる。加えて、便利なアプリの存在。中国旅行においては具体的には、
・地図アプリ「百度地図」
が便利。これで地図はもちろん、交通機関ごとのルート検索、時刻検索、交通費、渋滞状況や交通止め道路、お店の口コミ評価などもわかる。グーグル翻訳があれば訳の精度にこだわらなければ言いたいことは大体伝えることができる。
↓地図アプリ「百度地図」での検索。中国語だが感覚で操作できる。
↓Google翻訳では手書き入力や音声入力、写真読み取りもある!(オンライン機能)
しかも両者ともダウンロードしておけば最低限の機能はオフラインでも使えるのだ。いざというときも心強い。
→情報検索が楽になった!
→現地の人とコミュニケーションが取りやすくなった!
これらによって中国における旅行は語学面での障害は大幅に解消されたと言っても過言じゃないだろう。普通、一人旅は緊張が強くてすぐ疲れる。だが、今回の中国旅行はストレスフリーだった。
インフラは国ごとに差がでるところだが、インターネット関連は国の垣根を超えてどんどん発達していく。便利なアプリを使って言語の障害なしに個人旅行できる国はどんどん増えていくだろう。
1.言葉が通じない。
2.治安が不安
個人旅行の障害のひとつ、1.が解決すれば個人旅行しやすい地域は確実に増える。そういう時代がやってきつつあるのだ。
グローバル化を肌で感じる旅だった。